チェルシーのフランス代表FW、リヨン移籍に前向きか 「もう一度、重要な選手に」
イグアイン加入で出場機会減のジルー、母国からの関心に「とてもうれしい」と告白
今季限りでチェルシーとの契約が満了を迎えるフランス代表FWオリビエ・ジルーが自身の去就に言及。1月の移籍市場でアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが期限付き移籍で加入してから出場機会に恵まれないジルーは、リヨン移籍に前向きなようだ。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が報じている。
ジルーは2018年1月に1年半の契約でチェルシーに加入。得点数は伸びなかったものの、優勝した昨季のFAカップ決勝でもスタメン起用されるなど終盤戦は定位置を確保していた。ところが、今冬にユベントスからイグアインが加入したことで立場が危うくなっており、クラブがイグアインとの期限付き移籍延長、または完全移籍で合意した場合を想定し、ジルーは残留以外の道を考え始めているようだと報じられている。
移籍情報をメインに扱うフランスメディア「フットメルカート」は、リヨン移籍の話がジルーに届いているとし、本人もこれにオープンな姿勢でいると伝えた。ジルーはリヨンについて「非常に若くていい選手、そしてスタッフを擁している。マンチェスター・シティやバルセロナ戦でいい試合をしていた」と印象を語り、次のように続けている。
「すでにクラブにいて、素晴らしいパフォーマンスを見せている若手の(ムサ・)デンベレのような選手らアタッカーを軽視しているわけではない。しかし、リヨンが数選手の放出を検討していると知っている。もう一度、重要な選手になりたい。フランスのクラブが私に関心を示してくれて、とてもうれしい」
バルセロナ移籍の可能性も捨てていないとの報道もあったジルー。果たして、場所を変えてプレー時間を再び確保することはできるのだろうか。
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