アザールのレアル移籍は「本人次第」と英記者 「状況に関して完璧に冷静を保っている」

チェルシーのMFアザール【写真:Getty Images】
チェルシーのMFアザール【写真:Getty Images】

憧れのジダン監督就任で過熱する移籍報道 チェルシーはすでに移籍を容認か

 チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、これまで何度もレアル・マドリードへの移籍が噂されてきた。今夏の移籍決断も囁かれるなか、英国人記者のイアン・マクギャリー氏は、アザールには昨夏での退団という選択肢もあったとして、レアル移籍は「本人次第」と述べている。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。

 レアルがアザールを狙っていることは、再三にわたり報じられてきた。昨夏のロシア・ワールドカップ(W杯)終了後も、アザールのレアル移籍は大きく取り沙汰されたが、最終的に合意に至らず今季もチェルシーでのプレーを続けることを決断。シーズン中も何度も来季レアル移籍の噂が浮上している。さらに先日、サンティアゴ・ソラーリ氏の後任として、アザールが子供の頃から憧れるジネディーヌ・ジダン監督が復帰したことでレアルへの移籍報道は再び過熱していた。

 マクギャリー氏はポッドキャスト番組「ザ・トランスファー・ウィンドウ」で、アザールが昨夏に残留したのは、ベルギー代表GKティボー・クルトワがレアルへ移籍したことで、自身も退団してクラブを余計に悲しませたくないと思ったからだと説明。クラブはすでにアザールの退団を容認していると明かした。

「アザールは、自分の状況に関して完璧に冷静を保っていると聞いている。彼はチェルシーとすでに話をし、クラブ残留の可能性も捨てなかったが、もしレアル・マドリードが彼の獲得に動き、金額その他の面で合意できる場合は、退団はアザール次第だそうだ。クルトワと一緒に昨夏にマドリードへ移籍して、チェルシーを余計に悲しませることを彼は望んでいなかった。なので、当時はあと1年待てると考えたんだ」

 そして、「チェルシーは間違いなく、アザールをレアル・マドリードに売ると分かっているだろうね。選手次第だ。キャリア最盛期に退団すれば、この先、最高の時間が待っている」と述べ、こちらも移籍が噂されるブラジル代表FWネイマールとともにレアルの攻撃を担うことになれば、「3トップの真ん中を誰がプレーすることになるのか、非常に面白くなるだろうね」と語った。果たしてアザールはレアル移籍を選択し、ジダン監督の下でプレーすることになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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