名将モウリーニョが数クラブのオファーを断ったと告白 「自分の望むことは分かっている」
重要なのは「どんなタイプの仕事で、そのクラブがどんなスタイルなのか」と説明
昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任して以降、ジョゼ・モウリーニョ氏は監督業に復帰していない。ありとあらゆるタイトルを獲得してきた名将は、この約3カ月をどう過ごしてきたのか。衛星放送「beINスポーツ」で近況を明かした。
ユナイテッドの監督を退任したのが、昨年の12月18日のこと。一時はサンティアゴ・ソラーリ監督の後任としてレアル・マドリードの監督に復帰するとも言われていたが、ジネディーヌ・ジダン氏の就任によってその道は閉ざされた。しかしモウリーニョ氏は、監督業から離れて過ごした3カ月を有意義に過ごしていたようだ。
「仕事から離れて約3カ月、次の仕事に就く準備はできている。フットボールの世界にいると、記者会見、試合、映像撮影、分析や日々の問題を片付けることに手一杯で、自分の時間を持つことができない。だから、ここ数カ月は充電期間として使わせてもらったよ」
また、モウリーニョ氏は“充電期間”にも数件のオファーが来ていたことを認め、断った理由にも言及している。
「自分の望まないことは明確に分かっているし、それがこれまで3~4クラブのオファーを断ってきた理由だね。逆に自分の望むことも分かっている。クラブのネームバリューの話ではなく、どんなタイプの仕事で、そのクラブがどんなスタイルを持っているかなんだ」
自身の中にハッキリとした基準を持って監督業に臨んでいると話すモウリーニョ氏。その基準を満たし、次にモウリーニョ氏を監督として迎え入れるのは、どのクラブになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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