神戸ビジャは「最も偉大なストライカー」 現地紙がバレンシア創立100周年特集で賛辞

名門バレンシアで黄金期を築いたFWビジャ【写真:Getty Images】
名門バレンシアで黄金期を築いたFWビジャ【写真:Getty Images】

スペイン紙が名門バレンシアとスペイン代表の「特別な関係」に言及、ビジャの記録も紹介

 J1ヴィッセル神戸に今シーズンから加入した元スペイン代表FWダビド・ビジャ。37歳となった今も衰え知らずの決定力とFWとしての総合力の高さを日本のサッカーファンに見せつけているが、その愛されぶりはかつて自らが名を挙げたリーガ・エスパニョーラ屈指の名門バレンシアでも変わっていないようだ。

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 バレンシアと言えば1990年代後半から2000年代前半にかけて、レアル・マドリードとバルセロナの2大巨頭に割って入る強豪として存在感を発揮。2001-02シーズン、03-04シーズンのリーガ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)2年連続準優勝など、黄金期を築いた。

 スペイン紙「マルカ」は、今年で創立100周年を迎えたバレンシアと「ラ・ロハ」の愛称で知られるスペイン代表のつながりと歴史を紹介。「創立から現在に至るまでたえず特別な関係を築き上げてきた。この100年間に、約70人もの代表選手を輩出した」と評し、これまでで実績を残した代表選手について紹介している。FWロドリゴやDFホセ・ルイス・ガヤといった現メンバーや、代表126キャップを誇るGKアンドニ・スビサレッタらとともに挙げられているのはビジャだ。

「ダビド・ビジャとカルロス・マルチェナはともに南アフリカの地へと渡り、スペイン史上初となるワールドカップ制覇を成し遂げた2010年の代表チームの一員だった」

 このようにW杯優勝メンバーとして名を刻んだことを紹介するとともに、ビジャ自身が持つ個人記録もピックアップしている。

「彼の才能は代表レベルでも見せつけられ、バレンシア時代の64試合出場はフィールドプレーヤーとしては最多の出場数だ。バレンシアの歴史において間違いなく最も偉大なストライカーであり、海外クラブから興味を示されたにもかかわらず、(本拠地の)エスタディオ・メスタージャに留まるなど忠誠心を示していた」

 バルセロナ移籍後もコンスタントに代表招集され、ゴールを積み重ねたビジャはスペイン代表通算最多となる59ゴールという記録も持つ。ビジャ本人も自身のツイッターでバレンシアの100周年を祝う言葉を送っているが、その相思相愛の関係は今も続いているようだ。

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