レアルOBが“新スター不要論”を主張 「今が最高のメンバー」「年齢は問題じゃない」
元スペイン代表DFアルベロア、古巣やベイルに言及 「これほど打ちのめされて可哀相」
レアル・マドリードには、昨年にロシア・ワールドカップ(W杯)優勝を経験したパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペなどのスター選手獲得を目論んでいるとの噂も立っている。しかし、かつてレアルでプレーした元スペイン代表DFアルバロ・アルベロア氏は、現在のメンバーがベストとの見解を示している。スペイン紙「アス」が報じた。
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ジネディーヌ・ジダン監督の電撃復帰で話題のレアルは現地時間14日、ポルトに所属する21歳のブラジル代表DFエデル・ミリトンが来季からチームに加わると発表。ムバッペを始め、PSGのブラジル代表FWネイマール、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザール、トットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンなどの移籍も噂されている。
スペインのテレビ番組「エル・チリンギート」に出演したアルベロア氏は、「レアル・マドリード以外に、今クラブにいる選手ほど成長できる選手は多くはいないと思う。“革命”という言葉は相応しくない。4回もUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制した選手たちだ。年齢の問題ではないだろう」と述べ、ここ5シーズンで4度のCL優勝に貢献した現在のメンバー以上の選手を獲得するのは厳しいとの見解を示した。
また、ジダン監督については「マドリードのファンにとっては、彼は選手としても監督としてもレジェンド。ジダンが戻ってくる以上にエキサイティングなことはない」とし、「多くの選手にとっても、彼はアイドルだったので、影響力もある。みんなが彼を好いている。彼が話す時に耳を傾け、理解するのは難しくない」と、復帰を歓迎している。
さらにアルベロア氏は、2013年のレアル加入から約6年間をスペインで過ごしているにも関わらず、ほとんどスペイン語を話すことができないと報じられているウェールズ代表FWギャレス・ベイルにも言及。「彼はスペイン語を話すけど、メディアの前でそうするのには抵抗があるんだ。彼はこれまでにとても重要なゴールを決勝で決めてきた。これほど打ちのめされて可哀相だ」と、ベイルの現状に同情。OBとして、現在レアルに所属するメンバーのネガティブな話題に心を痛めているようだ。
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