「カタールは最高」 中島翔哉が中東へ移籍した理由に滲むブレない“ポリシー”
生粋の“サッカー小僧”は「楽しむ」べくカタールへ 「お金のことは気にしていない」
日本代表MF中島翔哉は今年2月、ポルトガル1部ポルティモネンセからカタール1部アル・ドゥハイルへ移籍した。多くの選手が欧州5大リーグ、なかでもスペインやイングランドへの憧れを公言するなかで、ある意味“異色”とも言える中東への移籍。しかし、19日の代表練習後にその理由を問われると、中島は迷わず「一番は楽しそうだから」と笑顔で言ってのけた。
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中島は2017年8月にFC東京からポルティモネンセへ移籍。初の海外挑戦で1年目から29試合10得点の成績を残すと、18年3月に日本代表デビュー。ロシア・ワールドカップ(W杯)メンバー入りこそ叶わなかったが、森保一監督体制に移行後は3カ月連続で10番を託されるなど4試合に出場して1得点2アシストと結果を残した。
負傷で離脱したアジアカップ後、中島はポルティモネンセからアル・ドゥハイルへの移籍を決断した。現地では移籍金3500万ユーロ(約44億円)とも報じられたが、それは生粋の“サッカー小僧”には重要な問題ではなく、理由は単純明快、これまでもこだわってきた「楽しそうだから」だという。
「お金のことは、僕はそこまで気にしていない。ただ。アル・ドゥハイルがすごく欲しがってくれたのは嬉しい。カタールに行ったのは一番楽しそうだから。いろんなチームが声をかけてくれたなかで、自分に合っていると思いました。実際、(移籍が)決まるまで2度くらい行っていますけど、サッカーもそれ以外の面も自分にとって魅力的だった。楽しくサッカーができるし、よりサッカーを楽しくやるために移籍しました」
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