「自分がパイオニアになりたい」 なでしこ籾木が“サッカー×ビジネス”を追求する理由

「女子サッカー界のパイオニアになりたい」と語ったMF籾木の挑戦に今後も注目だ【写真:Football ZONE web】
「女子サッカー界のパイオニアになりたい」と語ったMF籾木の挑戦に今後も注目だ【写真:Football ZONE web】

「女性は男性に負けないようなパワーを持っている。女性特有の強さをもっと広めたい」

「5000人満員プロジェクトのように、自分が行動を続けていくことで、少しずつ普及していくはず。実際、ベレーザの下の子たちが少し興味を持ってくれたりしているので。女子サッカーの選手たちを巻き込んでいくことが次のステップだと考えています」

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 スポーツとビジネスの両立。自身が見据える挑戦において、籾木が参考にした女性アスリートはいないという。それは、決して偉大な先人たちへのリスペクトを欠いているわけではなく、「自分が初めての人になりたいから」という信念からだ。

「男子では、本田(圭佑)選手がサッカーとビジネスを両立させていますよね。それを女子でもやりたいんです。女性は男性に負けないようなパワーを持っているし、女性特有の強さをもっと広めたい。サッカーとビジネスを両立しながら、現役を引退した後もしっかりとビジネス界で結果を残していくのが今の理想です。私も3月で(大学)卒業なので、自分がパイオニアになりたいというか、女子サッカー界で初めての人になれるようにやっていきたいと思います」

 日本女子サッカー界に一石を投じる籾木の挑戦は、新たなるステージに向かおうとしている。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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