アトレチコ名手が鳥栖の救世主に? 旧友トーレスと再会か 「最終的な決定権は…」

(左から)DFフアンフラン、FWフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
(左から)DFフアンフラン、FWフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】

右SBフアンフラン、今季終了後のフリー退団が濃厚 新天地はJリーグ?

 アトレチコ・マドリードの元スペイン代表DFフアンフランにサガン鳥栖への移籍の可能性が浮上していることをスペインメディア「GOLdigital」が報じている。

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 2011年にアトレチコへ加入したフアンフランは、ディエゴ・シメオネ監督の下、右サイドバックで不動の地位を確立し、2度のリーガ制覇とUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に貢献。堅守速攻に磨きをかけるアトレチコの最終ラインの一角として存在感を発揮していた。

 一方、34歳のフアンフランは今季限りで契約満了を迎えるが、今季チームはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でベスト16敗退を喫し無冠が濃厚となっていることに加え、主力の高齢化が進行しているため、若返りに着手する見通しであることが伝えられている。

 そのため、記事ではフアンフランは今季終了後にフリーで退団する可能性が高いことを指摘しており、新天地にはアトレチコの英雄でもあり、フアンフランの旧友でもある元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの在籍する鳥栖が候補として挙がっていることを報じている。

「最終的な決定権はシメオネが握っているが、トリノでの惨敗を受け、フアンフランに代わる新たな右サイドバックの補強を求めている。そのため、国内リーグかもしくは国外へ新たなチャレンジを探し求めることになるかもしれない。そして、予想していなかったチャンスも巡ってくることになりそうだ。彼の友人、フェルナンド・トーレスのいる鳥栖がフリーでの獲得を望んでいるという。この日本のクラブは高給のオファーを準備しているようだ」

 鳥栖は今季からバルセロナの下部組織出身であるFWイサック・クエンカも獲得しており、着実に“スペイン化”が進んでいるが、J1開幕4試合で7失点と守備の脆さが浮き彫りとなっている。来夏にアトレチコの名手が加わることになれば、鳥栖は課題を克服する上で最高の補強となりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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