インテル、イカルディ移籍へレアルと接触か 移籍金は101億円に設定とスペイン紙報道
退団が噂されるアルゼンチン代表FWにレアルが興味も、獲得候補の本命は他にいる?
インテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは、契約延長交渉のもつれによりチーム内で居場所を失うような情勢になっている。そんななか、ジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードが、来季の補強候補として獲得を検討していると、スペイン紙「AS」が報じている。
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26歳になったイカルディは2013年にインテルへ移籍。15年にはキャプテンに就任し、今季で入団6年目となるシーズンを過ごしていた。しかし、2月中旬に3年以上務めたキャプテンの任を剥奪された。原因は契約延長交渉の難航、それに伴うチーム帯同の拒否、妻で代理人のワンダ・ナラ氏の奔放な言動など多くの憶測が飛び交うことになり、退団が噂されるようになっている。
「AS」紙によれば、以前より獲得を狙っていると報じられていたレアルは、インテルと接触したという。イカルディの移籍金が8000万ユーロ(約101億円)に設定され、レアルの代表者とワンダ・ナラ氏が会う約束を交わしていたようだが、ジダン監督の復帰が理由でその会談は延期されたと伝えている。
イカルディの移籍に関してレアルとインテルの交渉は破談となったわけではないが、レアルにはFW獲得候補の本命が他にいると言われている。それはイカルディと同年代で、今年7月で26歳なるトットナムのイングランド代表FWハリー・ケインだ。しかし、新スタジアム建設の高額な費用を補填したいトットナムからは、3億5000万ユーロ(約442億円)の移籍金を要求されているという。
トットナムの要求額は、ネイマールがパリ・サンジェルマンに移籍した時に発生した世界最高額の移籍金と比べて1.5倍ほど高い金額で、移籍金としては非現実的な額と言われている。それに比べるとイカルディに設定された移籍金は、レアルにとって現実的な額でケインの移籍よりは可能性が高いかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)