「もどかしい気持ちも感じていた」 復帰の香川が明かす日本代表への思い「戦いたい」
ロシアW杯以来の代表復帰に胸中吐露「当時ドルトムントで出られていなかったので…」
森保一監督率いる日本代表は、18日に国内合宿をスタート。22日にコロンビア戦(日産スタジアム)を控えるなか、ロシア・ワールドカップ(W杯)以来の代表復帰となったMF香川真司(ベジクタシュ)は、代表から遠ざかっていた期間を「もどかしい気持ちも感じていた」と明かした。
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香川はロシアW杯で10番を背負い、日本のベスト16に貢献した。しかし、今季のドルトムントではルシアン・ファブレ監督の下で出場機会を失い、構想外に。森保監督体制でも招集が見送られ、今年1月に行われたアジアカップのメンバー入りも叶わなかった。
そして、香川は冬の移籍市場でトルコの強豪ベジクタシュへの期限付き移籍を決断。デビュー戦となった第20節アンタルヤスポル戦(6-2)では3分間で2ゴールを挙げると、第23節フェネルバフチェ戦(3-3)では移籍後初スタメンで1アシストをマークした。第25節コンヤスポル戦(3-2)では途中出場ながら決勝ゴールを挙げるなど、トルコの地で復活を印象づけている。
ついに代表復帰をつかみ取った香川が国内合宿初日のピッチに姿を現わすと、練習場に駆けつけたサポーターから大きな声援が送られた。
「(昨年の)9月、10月と、ドルトムントでも試合に出られていなくて代表に呼ばれないなか、9月は良いオフを過ごせたというか、久々に代表に行かずにゆっくりしたんですけど、10月、11月になってくると、もどかしい気持ちも感じていた。もちろん、当時ドルトムントで出られていなかったので、余計に早くこういう場で戦いたい、競争したいという強い気持ちが個人的にはあった」
長年着用してきた10番に関しては、「もちろん10番というのは自分にとっては大事」と口にしつつ、「それは誰が決めるか分からないので、みなさんも楽しみにしてください」と話してバスへと向かって行った。
日本を象徴するアタッカーの帰還は、森保ジャパンにとっても起爆剤となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)