「10人のコロンビアにしか勝っていない」 日本代表DF昌子源、W杯以来の再戦に闘志
ロシアW杯以来となる代表復帰 9カ月ぶり再戦へ「11人のコロンビアに勝つのが大事」
森保一監督率いる日本代表は、3月シリーズ(22日コロンビア戦、26日ボリビア戦)に向けて合宿をスタート。新体制移行後、初招集となったDF昌子源(トゥールーズ)は、ロシア・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦で激突したコロンビアについて、「ワールドカップと同じ雰囲気、テンションというのは正直無理だと思う」と相手の胸中を推察。「11人のコロンビアに勝つのが大事」と必勝を誓った。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
自身初のW杯出場となったロシア大会で、DF吉田麻也(サウサンプトン)とともにCBのレギュラーを務めた昌子。グループリーグ初戦で2-1と撃破したコロンビア戦にもフル出場し、勝利に貢献した。
約9カ月の月日を経てのコロンビアとの再戦では、FWラダメル・ファルカオ(モナコ)やMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)らロシアW杯で対峙したメンバーが数多く名を連ねている。しかし、前回対戦では前半3分にMFカルロス・サンチェス(ウェストハム)がハンドを犯して一発退場となり、試合の大半で日本が数的優位に立っていた背景がある。それだけに、昌子は“11人のコロンビア”への思いがあるようだ。
「(コロンビアは)ワールドカップと同じ雰囲気、テンションというのは正直、無理だと思う。そのなかで、彼らが僕らをどういう立ち位置で見ているかは分からないですけど、僕らにとってはすごく大事な試合。僕の意見ですけど、ワールドカップは10人のコロンビアにしか勝っていない。11人のコロンビアに勝つのが大事だと思うので。同じテンションは難しいし、向こうはアウェーというのはあるかもしれないけど、しっかり11対11でコロンビアに勝つというのを大事にしたい」
FIFAランキング12位のコロンビアは、日本(同27位)の現在地を図るうえで申し分のない相手。今年1月にフランス1部のトゥールーズへ移籍し、研鑽を積んできた昌子は9カ月ぶりの代表復帰で野心に満ちている。
(FOOTBALL ZONE編集部)