欧州得点王のC・ロナウド 今季のライバルにメッシの名前を挙げず話題に

8年間で7度、栄誉を分け合ってきた2人

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、昨季公式戦48ゴールの活躍で、史上初となる4度目の欧州リーグ得点王「ヨーロッパ・ゴールデンシュー」を手にしたが、今季の同賞のライバルにバルセロナのスーパースター、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの名前を挙げずに話題になっている。スペイン地元紙「マルカ」が報じた。

 FIFA最優秀選手賞(バロンドール)でも毎年争奪戦を繰り広げているC・ロナウドとメッシは、ゴールデンシューの舞台でも熾烈なライバル関係にある。2007-08シーズンにマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたC・ロナウドが初受賞後、8年間でC・ロナウドが4度、メッシが3度欧州得点王に輝いている(13-14シーズンはC・ロナウドとルイス・スアレスが同時受賞)。

 ポルトガルが生んだゴールマシンにとって、昨季バルセロナに三冠を許すなど、メッシはチームとしても個人としても宿命のライバルと言える存在だが、今季のゴールデンシューを争う相手からは、その名前を外している。

「イングランド、ドイツなど、ヨーロッパのいろいろなリーグには偉大なFWがいる。ルーニー、アグエロ、レバンドフスキ、ネイマール、ベンゼマもとてもいい。ルイス・スアレスもいる。偉大な選手が存在する中で4度も獲得できたことは栄誉に感じている」

 

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