代表復帰の香川は「王様のように歓迎される」 空港の“フィーバーぶり”にトルコ紙注目
30歳の誕生日を迎えた17日に帰国 詰めかけた数百人のファンに対してサインに応じる
ベジクタシュのMF香川真司は、3月22日のコロンビア戦(日産スタジアム)、同26日のボリビア戦(ノエビアスタジアム神戸)に向けた日本代表メンバー23人に名を連ね、ロシア・ワールドカップ(W杯)以来となる代表復帰を果たした。帰国した17日は、節目となる30歳の誕生日ということもあり、空港にファンが殺到。トルコメディアもその模様を「王様のように歓迎される」と報じている。
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1月末にドルトムントからベジクタシュに移籍した香川は、第20節アンタルヤスポル戦(6-2)で後半途中から出場し、登場からわずか16秒で初ゴールを挙げるなど3分間で2ゴールの衝撃デビュー。以降は途中出場が続いたが、第23節フェネルバフチェ戦(3-3)でトップ下で移籍後初スタメンを果たすと、1アシストをマークした。負傷で1試合欠場後、前節コンヤスポル戦(3-2)では途中出場ながら決勝ゴールを挙げた。
17日の第26節ギョズテペ戦(1-0)、香川は3試合ぶりに先発。それまでトップ下で出場していたセルビア代表MFアデム・リャイッチが左サイドハーフに入り、ポジションを争う2人が先発で初共演した。後半45分に退き、移籍後初のフル出場はならなかったが、同1分には香川のパスからカウンターを発動して、トルコ代表FWブラク・ユルマズが決勝点を挙げた。
ロシアW杯以来、約9カ月ぶりの代表復帰となった香川は17日夜に帰国。同日は香川の30歳の誕生日ということもあり、空港には多くのファンが詰めかけたが、トルコ紙「Milliyet」は「香川は王様のように歓迎される」と見出しを打ち、その模様を伝えている。
「日本サッカー界で最も重要なスターの香川真司は、長い“潜伏期間”を経て日本代表に招集された。彼の誕生日に何百人ものフットボールファンが成田空港に降り立ったスターを歓迎した。彼はファンの願いに応え、サインをした」
記事では、香川がベジクタシュのユニフォームを着た子供にサインをするシーンの写真も掲載。久々の代表復帰で、空港が“香川フィーバー”となったことを説明している。
長年日本代表の10番を背負ってきた稀代のアタッカーは、初参加の森保ジャパンでどのようなプレーを見せてくれるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)