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インテル&ユーベ「歴代10番」トップ10 3つの視点からイタリアメディアが選出
「グランデ・インテル」伝説の10番が8位に
6位は、インテル在籍中にバロンドールとワールドカップの両方を勝ち取った元ドイツ代表MFローター・マテウス。ドイツ代表としても、歴代最多の150試合出場を数えるレジェンドだ。
そして次なるポイントは、“バンディエラ”だ。イタリア語で旗頭の意味を持つこの単語は、チームリーダーに対して使われる。バロンドール獲得はならなかったが、10番にしてチームの先頭に立ってきた選手が選出された。
ユベントスから選出されたのは、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デルピエロ。前述のバッジオの後継者として呼ばれ、ルネサンス期の巨匠にちなんで「ピントゥリッキオ」との愛称も付けられた。左サイド45度の位置からのシュートが最も得意で、「デルピエロ・ゾーン」という言葉も生まれた。ユベントスで、705試合出場290ゴールを記録している。
インテルから選出されたのは、サンドロ・マッツォーラ。1960年代に4度のセリエA制覇を果たし、「グランデ・インテル」と呼ばれた時代の中心選手だった。10番らしくトップ下で創造性を発揮するプレーヤーで、いまだにイタリアで有望な若手選手が出てくると、引き合いにマッツォーラの名前が登場することもあるほどだ。インテルの565試合で105ゴールを記録した。