リーグの人気復活に貢献と伊紙評価　ジェノア戦は監督の宣言通りベンチ外に

　ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの活躍は、世界中の人々を魅了してやまない。イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」はロナウドが昨夏にレアル・マドリードからユベントスに移籍加入したことで、セリエA人気復活に貢献したと評価している。そして、その人気ゆえにファンの行為がやや“行き過ぎ”となってしまうこともあるようだ。
　
　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16第2戦で、アトレチコ・マドリード相手にハットトリックを達成し、2戦合計スコア3-2と逆転での準々決勝進出に大きく貢献したのが現地時間12日のこと。驚愕のパフォーマンスを見せたロナウドに、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は1試合の休暇を与えると表明した。

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　しかし、この情報にセリエAの舞台でロナウドを見ようと心待ちにしていたファンは動揺。ユベントスは17日にジェノアとのアウェーゲームを控えていたが、「コリエレ・デラ・セーラ」によると、ホームチームであるジェノアには「ロナウドが欠場するならチケットを払い戻しさせろ」という要求が数件届いたという。

　今季セリエAで26試合19得点を記録しているロナウド。ジェノア戦はアッレグリ監督の宣言通り、ベンチ外となった。セリエAというリーグ自体に対する世間の興味をいかに引き上げたかを象徴する“事件”とも言えるだろう。

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