ジダン流の人心掌握術炸裂 守護神ナバス先発起用の理由は…「重要さを感じてほしい」
初陣のセルタ戦でクルトワに代わってCL3連覇に貢献したナバスを起用
これがジネディーヌ・ジダン監督の人心掌握術か。レアル・マドリードは現地時間16日にリーガ・エスパニョーラ第28節でセルタと対戦し、2-0で勝利を収めた。電撃復帰を勝利で飾った指揮官は今季不動の地位を築いていたベルギー代表GKティボー・クルトワではなく、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に貢献したコスタリカ代表GKケイラー・ナバスをスタメンに起用。その理由を「ケイラーにも重要さを感じてほしい」と語っている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
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レアルは今季開幕前の移籍市場でチェルシーからクルトワを獲得。ナバスとのハイレベルなポジション争いが始まった。ここまでは新加入のクルトワがリーガとCLなどを中心に32試合に出場。ナバスは国王杯(コパ・デル・レイ)を中心に15試合の出場にとどまっていた。
セルタ戦がリーガでは1月13日の第19節ベティス戦(2-1)以来9試合ぶり4度目の出場となったナバスだったが、この日は持ち前の反射神経を生かして至近距離からのシュートをセーブするなど安定したパフォーマンスで勝利に貢献。ジダン監督は勝利後、GK交代についてこうコメントしている。
「私はケイラー(ナバス)もティボー(クルトワ)のことも好きだ。ティボーは偉大なGKであることを証明している。そして、私はケイラーにも重要性を感じてほしい。彼がここで成し遂げたことを忘れていない。彼はプレーする必要がある」
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