6戦連続スタメンの乾は評価上々 ゴールを挙げたスウェーデン代表FWと同じ2つ星査定

アラベスMF乾貴士【写真:Getty Images】
アラベスMF乾貴士【写真:Getty Images】

ウエスカ戦で先制点を呼び込むFKを獲得 連続ゴールはストップもチームの勝利に貢献

 アラベスの日本代表MF乾貴士は、現地時間16日のリーガ・エスパニョーラ第28節ウエスカ戦にフル出場し、3-1の勝利に貢献した。移籍後6試合連続スタメン出場となった乾は3戦連続ゴールこそならなかったが、現地紙の評価はまずまず高いものとなっている。

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 この日も乾は、アラベスでのメインポジションとなった右サイドハーフで先発。前半8分に乾が得たFKからの流れでウエスカのDFにハンドがあったとして、主審がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)からの助言で映像確認。結果、これがPK判定となり、アルゼンチン人FWジョナタン・カレリが決めてアラベスが先制に成功した。

 アラベスはその6分後に同点に追いつかれ、試合もウエスカペースで進んだ。しかし同点のまま堪えしのぐと、後半35分に途中出場のスウェーデン代表FWヨン・グイデッティが勝ち越しゴール。その6分後には前がかりになったウエスカの焦りを見逃さず、カレリがこの日2点目を挙げて試合を締めた。

 直接ゴールに絡めなかったとはいえ、スペイン紙「AS」の採点ではカレリ、チャンスメイクを続けたスペイン人MFジョニーに満点の星3つがついているが、乾はそれに次ぐ星2つの評価。これはグイデッティと同じ評価だ。

 乾が加入してからアラベスは3勝3分の負けなし。勝ち点44で5位をキープしている。記事によれば、アベラルド監督は試合後にこう語っている。

「たたき上げの選手たちが勝ち点44に達することは難しいことだ。できる限り高い順位を保つために戦わないといけない。素晴らしい錯覚のような気持ちで試合に臨まないといけない。今後は非常に難しい日程となっているが、勝ち点を獲り続けるように試合に臨もうと思う」

 2009-10シーズンから4年間は3部所属だったチームが、1部復帰後3年目でUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ争いを繰り広げている。その躍進に乾も中心の1人となっているのは確かだ。

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