元日本代表FWが絶賛のJ1ストライカー2人は? 「日本ではなかなか見られないゴール」
2人目は新加入の点取り屋 「彼が前にいるからこそ、後ろの選手が自由にできて…」
また播戸が2人目に挙げたのが、今季ブラジルのバイーアから横浜F・マリノスに加入したブラジル人FWエジガル・ジュニオだ。27歳のストライカーは新たな点取り屋として期待を背負うなか、開幕戦から強烈なインパクトを放った。
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開幕戦のガンバ大阪戦(3-2)で早速1ゴールをマークすると、第2節ベガルタ仙台戦(2-1)で2ゴールと爆発。3節を終えて3ゴールで得点ランキング2位タイにつける。そんなブラジル人FWについて、播戸は「クラシックなFWで、なんでもできる。彼が前にいるからこそ、後ろの選手が自由にできて、マリノスのサッカーができていると言っても過言ではない」と語る。
注目したのはG大阪戦で決めたゴールだった。相手ペナルティーエリア前に攻め込んだなか、相手を背負いながらボールを落とすと、狭いエリアで動き直してリターンパスを受け、最後は相手GKとの1対1を冷静に制して浮き球でゴールを陥れた。ストライカーらしい嗅覚を発揮し、播戸も「GKが出てくるなかで、ちょんと上げる。冷静さ、技術を兼ね備えたゴール」と称えている。
17日に第4節が各地で行われるなか、大分が本拠地で横浜FMを迎え撃つ。播戸が注目する藤田とE・ジュニオの“ストライカー対決”も見どころとなりそうだ。