グアルディオラ監督、CL決勝進出の重要性を熱弁 「たどり着かなければならない」

「私の評価基準は高い」 4冠の可能性残すも、バイエルンでの経験を踏まえて指摘
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は昨季の国内2冠に続き、今季もリーグカップを制するなどの結果を残しているが、最終的に“成功した”との評価を受けるためにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での実績が物を言うと、バイエルン・ミュンヘン時代の経験も踏まえて語っている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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グアルディオラ監督はシティで3年目を迎えた。リーグカップでは決勝でチェルシーを破って連覇を果たし、プレミアリーグでは30節終了時点で首位に立っている。FAカップとCLではそれぞれ8強に勝ち名乗りを上げており、4冠達成の可能性を残している。
充実の時を過ごしているようにも見えるグアルディオラ監督だが、最終的にシティでのキャリアが成功とみなされるためにはCLで決勝までたどり着けるかどうかという実績が欠かせないのだという。指揮官はこう語っている。
「私はミュンヘンではそれ(CL決勝に進出できたか)で評価を下された。ここでも同じように評価されるだろう。多くの人間にとって、私のミュンヘンでのキャリアは良くなかったとされている。なぜなら、私はファイナルまで勝ち進むことができなかったからだ。準決勝までは行ったが、ファイナルにはたどり着けなかった。評価はそこで下される」
2013年から3シーズン率いたバイエルンでは、現在まで続くリーグ6連覇のうち、3度の優勝を達成。DFBポカールも2度制したが、CLでは3シーズン連続ベスト4だった。
決して悪い結果ではなかったはずだが、それだけ求められるものは大きいということだろう。ペップは「私は幸運な男だ。私の評価基準は高いからね。そこ(CL決勝)にたどり着かなければならないんだ」とも語り、周囲の期待の高さを実感していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)