長谷部は「ドイツを征服する沈黙の侍」 伊メディアも“生まれながらの資質”に脱帽
インテルをEL2戦で完封したフランクフルト 伊メディアが主将・長谷部に賛辞
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は現地時間14日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のインテル(イタリア)との第2戦に先発フル出場し、敵地での1-0勝利に貢献。チームも2戦合計1-0で準々決勝進出を決めた。イタリアのサッカー専門メディアも長谷部を「ドイツを征服する沈黙の侍」と表現し、今季ひと際存在感を放つ主将を称えている。
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長谷部は今季負傷により出遅れたものの、フランクフルトにおける主戦場のリベロで出場機会を重ねると、抜群の統率力を発揮して守備陣に安定感をもたらしている。チームも状態が上向きとなり、ブンデスリーガでは現在5位と躍進。ELでもインテルの強力な攻撃陣を2試合とも完封しベスト8進出をつかみ取り、ドイツ勢ではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を含めた欧州の舞台で唯一の生き残りとなっている。
長谷部が名門相手に放った存在感に、イタリアメディアも反応。イタリアのサッカー専門メディア「ヌメロ・ディエス」は、「長谷部誠はドイツを征服する沈黙の侍だ」と表現すると、インテルの攻撃を封じ込めたフランクフルト主将の統率力を「若い時代に避けられない技術力不足を補うかのように、20番の日本人は偉大なリーダーを実演する存在となった」と称えた。そして「実際に日出ずる国からやってきた長谷部は、ゲームビジョン、明確な思考、典型的なプロフェッショナリズムが時間の経過とともに彼の真の強さとなり、生まれながらの資質をピッチで証明している」と、ドイツで12シーズンを戦うなかでこうした先天的な能力が磨かれたと綴っている。
中盤に負傷者が出た際にはボランチに入るなど、ユーティリティー性も遺憾なく発揮している長谷部。今やチームにとって不可欠な存在になっていると、イタリアメディアも認めているようだ。15日に行われた組み合わせ抽選会の結果、準々決勝の相手はベンフィカに決定。ポルトガルの強豪相手に“リベロ長谷部”がどのようなプレーを見せるのか、期待は高まるばかりだ。
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