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日本&韓国と戦うボリビア代表メンバー23名発表 海外組2人のみ、40時間以上かけて移動
今年就任したビジェガス監督、ニカラグア戦のメンバーを中心に招集
ボリビアサッカー連盟は14日(日本時間15日)、26日にノエビアスタジアム神戸で日本代表と対戦するボリビア代表メンバー23人を発表した。今年、就任したボリビア人のエドゥアルド・ビジェガス監督が選んだメンバーのうち、海外組はわずか2人。メンバーは国内組中心で、22日に韓国・蔚山で韓国代表と対戦後、来日する予定だ。
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ボリビア代表は昨年まで、過去にベネズエラ代表も率いたベネズエラ人のセサル・ファリアス氏が指揮を執っていたが、ビジェガス監督は就任後初采配となった3月3日のニカラグア戦(2-2)では、昨年までの代表メンバーから半数以上を入れ替えていた。今回発表された23人も、大半がこのニカラグア戦のメンバーから選ばれており、新たな代表チームとしてアジア遠征に挑む。
地元紙「ラ・ラソン」は、日本と韓国の両国について「昨年のロシア・ワールドカップ(W杯)に出場したメンバーがいるチーム」と紹介。日本はロシアW杯の決勝トーナメント1回戦でベルギーと接戦を演じ、韓国もグループリーグで前回王者のドイツを破った。同紙によると、指揮官は会見で「W杯に出場したレベルの高い韓国、日本と対戦することは、選手たちにとってモチベーションにもつながる。この機会を生かさなければならない。W杯に出場した選手たちを相手に恐れることなく挑み、レベルアップをして勝利を狙いたい」と必勝を誓った。
地元紙「ロス・ティエンポス」によると、チームはボリビアのサンタクルスからマドリード、ヘルシンキを経由し、40時間以上をかけて韓国入りする予定。帰りもヘルシンキ、マドリード、サンパウロ経由で帰国の途につく大移動となる。ボリビア代表は昨年10月13日に敵地で行われたミャンマー戦(3-0)以後4試合勝ちがなく、ビジェガス監督は今回のアジア遠征で代表指揮官として初勝利を狙う。
ボリビアは6月に開幕するコパ・アメリカ(南米選手権)では開催国ブラジルのほか、ベネズエラ、ペルーと同組となった。南米の頂点を決める国際大会を3カ月後に控え、コパ・アメリカを見据えたチーム作りの真っ最中。メンバーは国内組が中心だが、選手たちにとっては生き残りをかけたアピールの場となりそうだ。
発表されたボリビア代表23人のメンバーは以下のとおり。
GK
サイード・ムスタファ(ボリーバル)
ルベン・コルダノ(ブルーミング)
カルロス・ランぺ(サンホセ)
DF
サウル・トーレス(ナシオナル・ポトシ)
ディエゴ・ベハラノ(ボリーバル)
エルウィン・サーベドラ(ボリーバル)
アドリアン・フシノ(ボリーバル)
マルビン・ベハラノ(ザ・ストロンゲスト)
ロベルト・フェルナンデス(ブルーミング)
ルイス・アキン(プエブラ/メキシコ)
ホルディ・カンディア(スポルトボーイズ)
マリオ・クエジャール(オリエンテ・ペトロレロ)
MF
レオネル・フスティニアーノ(ボリーバル)
ホセ・バルガス(ブルーミング)
パウル・アラノ(ブルーミング)
サムエル・ガリンド(オールウェイズ・レディ)
アレハンドロ・チュマセロ(プエブラ/メキシコ)
ラウル・カストロ(ザ・ストロンゲスト)
ラミロ・バカ(ザ・ストロンゲスト)
FW
レオナルド・バカ(ブルーミング)
ヒルベルト・アルバレス(ウィルステルマン)
エンリ・バカ(ザ・ストロンゲスト)
ロドリゴ・ラマージョ(サンホセ)
(FOOTBALL ZONE編集部)