スコールズ監督、英4部クラブを31日間で電撃辞任 突然の表明に会長困惑「理由に驚き」

スコールズ氏が、英4部オールダムをわずか31日間で辞任した【写真:Getty Images】
スコールズ氏が、英4部オールダムをわずか31日間で辞任した【写真:Getty Images】

オールダム・アスレティック就任7試合でわずか1勝 3部昇格は困難な状況

 2月に英4部オールダム・アスレティックの監督に就任し、監督キャリアをスタートさせた元イングランド代表MFポール・スコールズ氏が、わずか31日間で辞任した。英公共放送「BBC」が報じている。

 44歳のスコールズ監督は2月11日にオールダムの監督に就任。それから7試合を戦ったが、わずか1勝しか挙げられていなかった。リーグ戦の順位は24チーム中14位と就任時から変わらずで、3部昇格プレーオフに出場できるぎりぎりのラインである7位コルチェスター・ユナイテッドとも勝ち点9差がついている。

 スコールズ監督は「残念だが、就任前から思い描いていたような任務を果たすことができていないと明らかになった」と語り、クラブに敬意を示した上での辞任だと説明している。

 また、英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、スコールズ監督はクラブの役員に対して、メッセンジャーアプリの「WhatApp」を通じて、クラブのアブダラ・レムサガム会長に辞任の意思を伝えたという。そしてメッセージの後、役員とは顔を合わせていないと伝えている。

 また、会長は「ポールの辞任という決定はオールダム・アスレティックとしても残念だし、その理由にも驚いている」と語った。事前に相談などもない、突然の申し出に困惑しているという。

 イングランド代表としても活躍した司令塔の新たな船出に注目が集まったが、オールダムでの監督キャリアはわずか31日間で幕を閉じた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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