英2部スウォンジーのコソボ代表FWツェリナ、大チャンスでまさかのミスに唖然

　英2部スウォンジーで10番を背負う22歳のコソボ代表FWベルサント・ツェリナが、PKの大チャンスでまさかのミスを犯して「史上最悪のPK」「対戦相手も笑った」と大きな反響を呼んでいる。

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　注目を集めたのは、13日に行われた英2部リーグ第37節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン（WBA）対スウォンジー（3-0）の一戦で生まれたワンプレーだ。試合は前半19分にMFクリス・ブラントのゴールでWBAが先制したなか、スウォンジーも前半40分にPKを獲得し、追いつく絶好の機会が訪れた。

　ここでキッカーを務めたのが、スウォンジーFWツェリナだ。相手サポーターがゴール裏からプレッシャーをかけるなかでボールをセットしたツェリナは、短めの助走からキックモーションに入り、右足を振りかぶった。ところが次の瞬間、軸足がずるりと滑り、振り上げた右足は軸足をヒット。そのままバランスを崩したツェリナは、意図しない形でボールを蹴る形となり、ボールは右前方に2メートルほどコロコロと転がって相手にクリアされてしまった。

　これにはツェリナ本人も唖然とした表情を浮かべ、クリアしたWBAの選手は顔を近づけてニヤリと笑みを浮かべている。英メディア「スポーツ・バイブル」は「スウォンジーのベルサント・ツェリナが史上最悪のPK」と報じれば、ルーマニアのスポーツテレビ局「Digi Sport」も「近年最悪のPK。対戦相手も笑った」と伝えている。

　今季リーグ戦32試合出場で5ゴール4アシストの結果を残しているツェリナだが、チームの敗戦とともに珍PKが脚光を浴びているようだ。