“浦和一筋17年”の平川忠亮氏が浦和トップチームのコーチ就任 “元同僚”も手腕に期待
昨季まで現役でプレーした平川氏がユースからトップチームのコーチに“昇格”
浦和レッズは14日、昨季まで選手として過ごした平川忠亮氏がトップチームのコーチに就任すると発表。早速、この日のトレーニングから合流してチームへの指導をスタートした。
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平川コーチは、2002年に筑波大学から浦和へ入団すると、浦和一筋で17年間のキャリアを積み重ねて昨季限りで引退。今季はユースチームのコーチとして新たなキャリアをスタートしていた。
一方で浦和は大槻毅ヘッドコーチを海外クラブとの提携も視野に入れた新たなプロジェクトに任命したこともあり、中村修三ゼネラルマネージャーは9日のリーグ第3節松本山雅戦(1-0)の際に「コーチングスタッフの追加は考えている。スッと入れる人物であり、このタイミングで外部からは考えられない」としていた。その対象が平川コーチだった。
平川コーチはクラブを通じて、「まだまだ勉強中の身ではありますが、しっかりと務めを果たし、トップチームに貢献できるよう全力を尽くします。応援よろしくお願いします」というコメントを残している。
浦和はこの日の午前にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の第2節、敵地での北京国安(中国)戦から一夜明けて移動。夕方からトレーニングを行ったが、今季にセレッソ大阪から加入して平川コーチの「14番」を受け継いだFW杉本健勇は「ビックリしました。ずっとレッズに長く選手としていた方ですし、去年までみんなは一緒でしたけど僕は初めてなので。僕もプラスになるんじゃないかと思います」と話した。
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