サッリ監督、敵地キエフのピッチ状態を糾弾 「災害級」「かなりの危険を伴う」
EL16強第2戦で敵地に乗り込むもピッチ状態は劣悪「UEFAがなんの警告も発してない」
チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は現地時間13日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦の第2戦、敵地でのディナモ・キエフ(ウクライナ)戦の前日会見で、そのピッチ状態を「災害級のもの」と発言した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」などの欧州メディアが報じている。
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チェルシーはホームでの第1戦を3-0で勝利し、敵地ウクライナに乗り込んだ。しかし、厳寒期を越えたピッチ状態は酷い状態にあると指揮官は話し、危険性のあるものだと警鐘を鳴らしている。
「このピッチ状態は災害級のものだ。ここで今サッカーをすることは、かなりの危険を伴う。負傷の危険も大いにあるが、解決策はここでプレーする以外にないのだろう。この状況は受け入れるしかない。理由は分からないが、おそらく冬を越したことだろうか。しかし、2年前にここでプレーした時のピッチ状態は非常に素晴らしかった。理解しがたいのは、UEFAがなんの警告も発していないことだ」
サッリ監督はこう語り、イタリア・セリエAの強豪ナポリを率いて乗り込んだ2年前と比較しても酷い状態にあることを訴えた。それと同時に、事前に介入を行わなかったUEFAの姿勢にも疑問を呈している。
ロシアやウクライナといった厳しい冬がある地域のチームとのアウェーゲームは、秋や春先であっても“冬将軍”との戦いを強いられることもある。それでもサッリ監督は、キエフのピッチは許容範囲を超えるものだとしている。3点リードを持つチェルシーだが、劣悪なピッチコンディションを乗り越えて次のラウンドへ進出することができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)