レアル移籍の噂に「憶測すべきではない」 デンマーク代表MFエリクセン代理人が忠告
エリクセンは「ワールドクラスの選手に成長」 ジダン監督再登板のレアルが獲得模索か
レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督の電撃復帰に伴い、数々の補強の噂が報じられている。トットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンもその一人だが、代理人のマルティン・スクーツ氏は「憶測をするべきではない」として噂の真偽への言及を避けた。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
レアルは現地時間11日、サンティアゴ・ソラーリ監督の解任と、ジダン監督の約10カ月ぶりの就任を発表した。ジダン監督自身は移籍市場について沈黙を保っているものの、フロレンティーノ・ペレス会長がネイマールとムバッペの“両獲り”を宣言するなど、夏のマーケットでは派手な動きが予想されている。
そのなかでターゲットの一人として名前が挙がっているのが、トットナムで6年目のシーズンを過ごしているエリクセンだ。今季リーグ戦27試合出場5得点の同選手は契約満了が近づいており、「デイリー・ミラー」紙は「フリートランスファーでの流出を避けるため、トットナムは移籍金を手にできる今夏にエリクセンを手放す可能性がある」と記している。
移籍報道が過熱する時期を迎え、エリクセンの代理人であるスクーツ氏は「クリスティアンの契約と将来について、憶測をすべきではないと考えている。彼はフットボールだけに集中しているんだ」と語り、噂の真偽については言及せず。ただ、「彼はワールドクラスの才能から、ワールドクラスの選手に成長を遂げている」とも付け加えた。
レアルは過去にもトットナムからクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルを獲得した実績がある。再びロンドンからマドリードに渡る選手が生まれるのか。モドリッチの後釜とも目されるエリクセンの動向に注目が集まっている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)