ハットトリック達成でレアルの宿敵アトレチコを撃破したC・ロナウド

　ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは現地時間12日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦のアトレチコ・マドリードとの第2戦で圧巻のハットトリックを達成。チームは3-0で勝利し、2戦合計スコア3-2で劇的な逆転突破をつかみ取った。その試合後、取材エリアでロナウドがレアルファンへ送ったメッセージに英紙が注目している。

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　敵地での第1戦を0-2で落としていたユベントスだが、ロナウドが“CL男”ぶりを炸裂させた。前半27分、左サイドからのアーリークロスに対し相手DFディエゴ・ゴディンとの競り合いを制して打点の高いヘディングシュートを叩き込み先制点を奪う。後半4分には右サイドからのクロスを再び頭で合わせ追加点。同41分にはPKを決め切り、圧巻のハットトリックで大逆転劇の主役となった。

　大車輪の活躍を見せたロナウドだが、英紙「デイリー・ミラー」は「CLでの勝利後、ロナウドがレアルファンにメッセージ」と見出しを打って報じている。記事では、試合後のミックスゾーンにロナウドが現れた際、スペインのテレビ番組「エル・チリンギート」のレポーターを務めるエドゥ・アギーレ氏を見かけると、親しい関係を築いていたのか、熱いハグを送ったことを説明。そして去り際に一言、メッセージを口にしたという。

「僕はエル・チリンギート、ロンセロ、そしてすべてのレアルファンにもハグを送るよ」

　ロンセロ氏とは、スペイン紙「AS」の編集者であり、熱烈なレアルファンとしても知られているという。同都市のライバルであるアトレチコ撃破は、結果的に傷心のレアルを少し慰めるものになったようで、ロナウドも古巣ファンへの気遣いを欠かさなかった。

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