「おとぎ話のよう」 本田圭佑の“日本凱旋ゴール”をメルボルンV監督が称賛
マスカット監督が日本遠征を総括「本田とともに来られたのは新鮮な体験だった」
メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑は12日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節サンフレッチェ広島戦に先発出場し、一時は同点とするACL初ゴールを記録した。チームは1-2で敗れて連敗スタートとなったが、メルボルン・Vのケビン・マスカット監督は「Omnisport」のインタビューに応じ、本田の凱旋ゴールについて「おとぎ話のようだ」と称賛している。
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本田はACL初戦に続いての先発出場となり、名古屋グランパスに所属していた2007年以来のクラブの一員としての日本でのプレーとなった。前半3分に広島MF東俊希に先制ゴールを奪われる展開となったが、後半26分に右サイドのクロスに合わせた本田がスライディングシュート。鋭い一撃がゴールネットを揺らした。しかし後半41分に広島FW渡大生に勝ち越しゴールを奪われ、試合は1-2で終了。メルボルン・VはACL連敗スタートとなった。
メルボルン・Vのマスカット監督は「Omnisport」のインタビューで、「本田圭佑とともにサッカーが盛んな日本に来られたのは新鮮な体験だった。彼が熱烈な歓迎を受けているところや、彼のファンへの振る舞いなどを見ているとね」と広島遠征を振り返り、本田の“凱旋ゴール”を称賛した。
「彼が大阪で生まれ育って、ACLで日本に凱旋し、同点ゴールを決めたことはおとぎ話のようだ。相手からすごく警戒されていて、スペースを与えられなかったけどね。彼が得点してくれたから、勝ち点を拾いたかったけど、そうはならなかった」
チームを率いる立場から見ても、本田が凱旋試合で挙げたゴールには感じるところがあったようだ。メルボルン・Vはグループステージ突破への望みを懸けて、4月10日の第3節では広州恒大と対戦する。