レアル復帰のジダン監督、盟友ベッカムとの“事前対談”に現地注目 「さらに面白く…」
復帰前に対談で明言「最も重要なことは多くの仕事と真剣さによって達成されたものだ」
レアル・マドリードは現地時間11日、サンティアゴ・ソラーリ監督の解任と、ジネディーヌ・ジダン氏の10カ月ぶりとなる監督復帰を発表した。今季のタイトル獲得がほぼ絶望的となっているなかでの電撃復帰は世界中のサッカーファンを驚かせたが、かつて“銀河系軍団”としてともにプレーしていた元イングランド代表MFデビッド・ベッカム氏に対しての言葉が脚光を浴びている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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2人の対談が行われたのはジダンが監督に就任する前のタイミングということもあり、ベッカム氏は今回の就任を知るところではなかっただろう。
しかし、再び本拠地サンチャゴ・ベルナベウに戻ってくることになり、同紙も「彼のコメントはさらに面白く聞こえてくるだろう」と興味深く注目している。
「レアル・マドリードのフットボーラーは、非常に大きなポテンシャルを所有している。私は選手に対して、他の物事を考える代わりにフットボールをプレーする機会についてほとんどを費やすように、と伝えている。なぜなら数多くの人は他のことを考えているからだ」
第1次政権ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)やスペイン代表DFセルヒオ・ラモスら多士済々のスタープレーヤーたちとの対話を欠かさず、時には兄貴分の存在を作り上げ、人心掌握を図った。その一方で、選手たちをサッカーに集中させるための働きかけもしていたようだ。
「私にとって最も重要なことは、多くの仕事と真剣さによってフットボールで達成されたものだ」とも語っているジダン氏。セルヒオ・ラモスとフロレンティーノ・ペレス会長の不和をはじめ、モラル面も崩れているなかでレアル再建の道のりは容易ではないが、サッカーに集中させることが第一歩となりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)