メルボルンV本田、“日本凱旋弾”をAリーグ公式が称賛 「完璧なクロスから鋭い一撃」
後半26分、クロスに飛び込んでACL初ゴールを記録も…終了間際の失点で2連敗
メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑は12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第2節のサンフレッチェ広島戦でACL初ゴールをマーク。試合終了間際に決勝点を許して1-2で敗れ、大会2連敗スタートとなったが、Aリーグ公式サイトは「鋭い一撃」と本田の同点弾を称えている。
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本田はACL初戦に続いてスタメンに名を連ね、名古屋グランパス時代の2007年12月以来となるクラブの一員として日本でのプレーとなった。前半3分に広島に先制されたなか、スコアを動かしたのはやはり千両役者の本田だった。
後半26分、メルボルン・Vは右サイドを突破すると中央へのグラウンダーの折り返しに走り込んできた本田がスライディングシュート。気迫あふれる一撃で1-1の同点に追いついてみせた。
しかし試合終了間際に決勝点を奪われ、試合は広島に1-2で敗れてしまった。オーストラリアAリーグ公式サイトは「終盤のゴールでビクトリーがサンフレッチェに敗れる」と見出しを打ってレポート。「本田圭佑のゴールは、メルボルン・ビクトリーの連敗を防ぐのに十分ではなかった」と詳報している。
「本田は12年間で初めて母国でのクラブレベルの試合に臨み、後半の同点弾でビクトリーを今大会初の勝ち点に近づけたように見えたが、アウェーチームは耐え切ることができなかった。試合終了4分前の渡大生のヘディングシュートによってサンフレッチェに勝ち点3を献上した」
また、記事では本田のゴールシーンについて次のように伝えている。
「試合も残り20分を切った時、本田はついにチャンスをモノにする。ストーム・ルーが右サイドを駆け上がって供給したクロスは、完璧な場所とスピードで本田の鋭い一撃につながった」
本田の凱旋ゴールによって広島戦は盛り上がりを見せた一方、この敗戦によってメルボルン・VはグループF唯一の未勝利チームとなってしまった。