ジダン監督のレアル電撃復帰、地元ファンは歓迎ムード 「サプライズ」「必要な人物」
退任からわずか10カ月でのスピード復帰「レアルにとってベストな監督」
レアル・マドリードは現地時間11日、サンティアゴ・ソラーリ監督を解任し、昨季限りで退任していたジネディーヌ・ジダン氏の電撃復帰を発表した。契約は2022年6月まで、フロレンティーノ・ペレス会長が約440億円もの補強費を用意するとされる“好待遇”だが、地元ファンは「サプライズ」「今のレアルに必要な人物」と歓迎ムードとなっている。「Omnisport」が街頭インタビューを実施した。
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ジダン監督は2016年にラファエル・ベニテス元監督に後任としてレアルのトップチーム監督に就任。そこからUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げた。前人未到の偉業を置き土産に昨季限りでクラブを去ったが、それからわずか10カ月でのスピード復帰。レアルはフレン・ロペテギ元監督からソラーリ前監督へと代わったのに続き、シーズン2度目の監督交代となった。
2010~13年に指揮を執ったジョゼ・モウリーニョ監督が有力視されるなかでのジダン電撃就任は、地元マドリードのレアルファンたちにとっても驚きだったようだ。
「サプライズだね。監督就任を引き受けるとは思わなかった」
CL3連覇をはじめ、リーガ優勝1回、FIFAクラブワールドカップ優勝2回などタイトルを獲得してきたフランス人監督への信頼は厚く、大半が再就任を歓迎している。
「レアルにとってベストな監督のようだから、嬉しい」
「他にあまりオプションはなかったと思うから、良いアイデアのように思える」
「素晴らしい。レアルのために再びタイトルを獲ってほしい」
「ジダンこそ今のレアル・マドリードに必要な人物だ」
その一方で、これまでチームはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド退団の穴を埋められずに苦しんできただけに、少なからず不安を覚えている人々もいるようだ。
「第2次政権が上手くいったことはないと思うけど、今回はそうならないことを祈る」
「シーズン50ゴールを決めていたベストプレーヤーのC・ロナウドはすでにチームを去ってしまった。どうなるか見てみよう」
CL4連覇を目指した今季は、16強でオランダのアヤックスに2戦合計3-5で敗れて夢は潰え、過度期を迎えているレアル。ジダン監督の下で再建を図れるか注目が集まる。
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