ローマ新監督ラニエリ、初陣勝利も危機的状況を示唆 「酸素マスクにつながれ、医者が必要」
ラニエリ監督が再就任のローマがエンポリに2-1勝利
ローマは11日に行われたセリエA第27節のエンポリ戦に2-1で勝利した。この試合で監督就任後の初勝利を収めたクラウディオ・ラニエリ監督は、勝利に安堵しつつもチーム状態について「酸素マスクにつながれていて、動けるすべての医者が必要な状態」と表現し、クラブが危機に瀕していると語っている。衛星放送「FOXスポーツ」が報じた。
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ローマは前半9分にイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィのゴールで先制したものの、同12分にオウンゴールで同点に追いつかれてしまう。それでも33分にFWパトリック・シックのゴールで勝ち越し、ラニエリ新監督の初陣を白星で飾った。
UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦で敗退したローマは、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督を解任し、ラニエリ監督を招へい。2015-16シーズンには、レスター・シティを率いて“奇跡のプレミアリーグ優勝”の立役者となったイタリア人監督は、試合後の会見でサポーターへの感謝を口にしている。
「最も重要なことは、ローマだ。ローマとそのサポーターだ。信じられないくらい後押ししてくれたサポーターに感謝したい。私たちが彼らを必要としていたまさにその時、彼らは背後からチームを後押ししてくれた。彼らのおかげで私たちは最初の試合に勝つことができ、勝ち点3を取ることができた。次の試合にも、彼らは来てくれるだろう。私たちには彼らが必要だからだ。私たちはまだ酸素マスクにつながれていて、動けるすべての医者が必要な状態だ」
監督就任後、最初の試合を白星で飾ったラニエリ監督だが、チームはまだ危機的な状況にあると説明した。選手としてのキャリアをローマでスタートさせ、09年から11年にかけてローマを率いた経験を持つラニエリ監督。2018-19シーズン終了後までの契約で、再び指揮を執ることになったクラブを、目標のCL出場に導くことができるだろうか。
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