吉田麻也、ベッカムと比較される名FKキッカーの英代表復帰に太鼓判 「全く驚きない」
吉田が同僚MFウォード=プラウズに言及 「代表ウィークも旅行の予定は入れないほうがいい」
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也が、急激に調子を上げている同僚MFジェームズ・ウォード=プラウズのイングランド代表復帰に太鼓判を押している。英紙「デイリー・エコー」が報じた。
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ウォード=プラウズはサウサンプトンの下部組織出身で、2011年にリーグカップでトップデビューを果たした。精度の高いキックが武器で、FKの名手として知られる。
2017年にイングランド代表に招集を受け、デビューも飾ったが、定着はできなかった。その後、サウサンプトンでも出場機会を減らしたが、今季再びブレークの時を迎えている。
序盤戦こそノーインパクトに終わったものの、昨年末の第20節のマンチェスター・シティ戦(1-3)でスタメン出場すると、直近の第30節トットナム戦(2-1)まで11試合連続スタメンでピッチに立ち、6得点をマーク。第29節のマンチェスター・ユナイテッド戦(2-3)と続くトットナム戦では得意の直接FKでゴールネットを揺らした。
10代の頃から注目を集めていた大器は、欧州選手権予選で招集の期待が高まっている。現地時間13日に発表されるイングランド代表に名を連ねるとの噂がもっぱらだが、同僚の吉田は「(代表招集に)全く驚きはない」とコメント。「インターナショナルウィークにも、旅行の予定を入れないほうがいいね」と冗談を飛ばし、同僚がスリーライオンズ(イングランド代表の愛称)の一員としてプレーすることに期待を寄せている。
「彼はこのクラブに長く在籍していて、良い時も悪い時もあった。今の彼は良い時を過ごしている。特に子どもが生まれてからだね。彼はアカデミー出身で、最近ではプレミアリーグの試合に毎試合のように出場して得点も決めている。代表招集にふさわしいと思う。彼が代表チームで、さらなる経験を積むことを願っているよ」
その美しい軌道を描くキックは、かつてのスター選手で名FKキッカーとして名を馳せた元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏に比較されることもある。24歳のウォード=プラウズは、世代交代が進むイングランド代表の熾烈なポジション争いに割って入ることができるだろうか。
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