ハリル監督、南野にロシアW杯エースのススメ! 2年後の代表定着も予期
ハリル好みのプレースタイル
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、今回の中東遠征で初招集したザルツブルクのFW南野拓実の代表定着を2017年と予想した。次代のエース候補が解決すべき課題として「戦闘性」を突きつけている。
13日のイラン戦前日会見に出席した指揮官は、南野の出場の可能性について質問されると期待値を口にした。
「彼は20歳。トレーニングを見てもここにいる資格はある。オフェンス面でかなり興味深い選手。常に動きながらプレーしてくれるし、ボールを(DFラインの)背後に要求する。そしてゴール前に頻繁に現れてシュートも行える。背後にプレーをもたらして得点できる選手」
指揮官はこれまでFWに対し、DFラインの背後を突く動きを要求してきた。南野のプレースタイルはハリル好みであることは間違いない。だが、現時点でも代表メンバーにふさわしい力を備えているが、定位置確保にはまだまだ時間が掛かるようだ。ハリルホジッチ監督は、日本の次世代エースに明確な課題を突きつけた。
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