ユベントス、ジダンのレアル復帰で痛手 「ロナウドを奪った復讐」と伊メディアが報道
アッレグリ監督の後任の最有力候補にジダン氏を挙げていたが、レアル電撃復帰が決定
レアル・マドリードは現地時間11日、サンティアゴ・ソラーリ監督の解任とジネディーヌ・ジダン前監督の復帰を電撃発表した。これにより、イタリア王者ユベントスは来季へ向けた計画の修正を余儀なくされたと、イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ジダン氏は昨季終了後にレアルの監督を退任し、今季はフリーの状態だった。現役時代には母国フランスのボルドーからユベントスに移籍してクラブ世界一も獲得し、レアルへ移籍したキャリアの持ち主だ。現役引退後は指導者に転身し、昨季までレアルをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で前人未到の3連覇に導くなど、結果を残していた。ユベントスは今季限りでマッシミリアーノ・アッレグリ監督を退任とする可能性が高まっており、その後任候補の最有力がジダン氏とされてきた。
すでにこれまで、アンドレア・アニェッリ会長以下、パベル・ネドベド副会長、ファビオ・パラティチSDといったクラブ幹部が満場一致でジダン氏の招聘に前向きとされていた。そうしたなか、シーズン終了を待つことなくジダン氏の就職先は決まってしまった。
記事では「(レアルの)フロレンティーノ・ペレス会長の決断はユベントスの計画を台無しにした。彼は、クリスティアーノ・ロナウドを奪われた復讐を少しだけ達成できたかもしれない」と、今季開幕前にレアルからユベントスへ移籍したロナウドについても言及しつつ、ユベントスの計画は修正を余儀なくされるものになったと伝えた。
いずれにせよ、ユベントスの監督人事は現地時間12日のCL決勝トーナメント1回戦の第2戦、アトレチコ・マドリード戦で逆転突破を果たすことができるかどうかに大きく左右されている。もし、第1戦を0-2で落としたユベントスが、このままCLの舞台から敗退した場合は、来季に向けて監督人事に関するニュースは、加速していくことになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)