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親日家のイタリアのファンタジスタが残した最大の悔恨とは 「日韓W杯はひどい失望だった」
日本を愛したデルピエロが抱く無念の思い
トッティに対する2枚目のイエローカードと、ゴール取り消しの判定は、後日FIFAから公式ライセンスを受けたDVD作品である「世紀の10大誤審(ワールドカップの10大誤審)」の6位と7位に選定されている。それだけに、13年以上の月日が経った今でも、デルピエロの心の中には納得できない思いが残っているようだ。
当時のイタリアは、日本の仙台にベースキャンプを構えて大会を戦っていた。大の親日家であるデルピエロも、ユベントスの一員として東京で世界一に輝いたトヨタカップに続き、日本でイタリア代表として世界一になることを夢見ていたという。それだけに、誤審でチャンスを失ってしまったという無念の思いは、生涯残ってしまうのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images