“原口vs雪”が世界で反響 幻の今季初得点は「元気はほぼゴールの一撃を拒否された」
無人のゴールに放った一撃が雪の影響でゴールライン上で止まるまさかの事態
ハノーファーの日本代表MF原口元気が、現地時間10日のブンデスリーガ第25節レバークーゼン戦(2-3)で見舞われた不運への反響が拡大している。GKをかわして無人のゴールにシュートを放ったが、ゴールかと思われたボールはゴールライン上でストップ。今季公式戦初ゴールが幻となり、各国の大手メディアも「雪がゴールを止めた!」「雪がゴールを拒否」と報じている。
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自動降格圏の17位に沈むハノーファーは、ホームで上位のレバークーゼンと対戦したが、本拠地HDIアレーナは降りしきる雪でピッチは白く覆われた。前半13分、28分とゴールを許し、2点ビハインドで迎えた前半35分、まさかの事態が起こった。
ハノーファーGKミヒャエル・エッサーのロングフィードに原口が反応。レバークーゼンはドイツ代表MFヨナタン・ターが追走するとともに、フィンランド代表GKルーカス・フラデツキーがペナルティーエリアから飛び出す。しかし、レバークーゼンの2人はお見合いするような形となり、一瞬の隙を突いてボールをかっさらった原口は、そのままフラデツキーをかわして無人のゴールに右足でグラウンダーのシュートを放った。
今季リーグ戦出場19試合目にして、待望の初ゴール……かと思われたが、右45度から放った原口のシュートはゴール前で急失速。コロコロとゆっくり転がったボールはレバークーゼンのゴールライン上で止まってしまい、幻のゴールに終わった。
連係ミスを犯したレバークーゼンDFターも原口にシュートを打たれた後に動きを緩めたほどの決定的な場面だったが、雪の“スーパーセーブ”を海外メディアも驚きを持って報じている。