「何をするにも成功のために続ける」 メルボルンV監督が称える“助っ人”本田の相乗効果
マスカット監督が本田に絶対の信頼「メンタル的にも強くて、ポジティブな選手」
オーストラリア1部メルボルン・ビクトリーは12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)第2節でサンフレッチェ広島と対戦する。日本出身のMF本田圭佑が所属していることで大きな注目を集めるなか、32歳のレフティーがもたらすものについて問われたケビン・マスカット監督は、「何をするにあたっても、成功するために続ける」とメンタルの強さを称賛した。
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メルボルン・Vは今季、日本を代表する選手である本田を獲得。開幕からスタメン起用し、その期待に応えるように本田も中軸の1人として攻撃を牽引してきた。負傷で約2カ月の離脱こそあったが、ここまでリーグ戦12試合に出場してチーム3位の6ゴールを記録している。
11日の前日会見に出席したマスカット監督は、「日本の選手は技術的にクオリティーが高い」と警戒する。
「最近はいくつかのチームはスタイルを変えて、攻撃的なサッカーもやっていて良い結果が出ていると思う。Jリーグだけでなく、アジアには素晴らしいチームがたくさんある」
本田はどんなプラスをもたらすのか――。マスカット監督はこの問いに次のように答え、信頼の高さをうかがわせた。
「初めて本田と会話した時は、すごくメンタル的にも強くて、ポジティブな選手だと感じました。何をするにあたっても、成功するために続ける。サッカーにおいても素晴らしいクオリティーを持っていて、チームに貢献してくれている。彼がどうチームに貢献するかが、チームに与えてくれたものだと思う」
グループステージ第1節の大邸FC戦(韓国)で1-3と黒星スタートを切っただけに、指揮官も、「今回の試合で勝てるように頑張りたい」と敵地での勝ち点3獲得に意欲を見せる。
「自分たちも良い選手がたくさんいるので、そこで戦いたい」
マスカット監督も本田のパフォーマンスによる“相乗効果”を期待しているに違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)