メルボルンV本田、豪州リーグの特徴に言及 「Jリーグに追いつけ追い越せの立ち位置」

前日会見に出席したメルボルン・ビクトリーMF本田圭佑【写真:紫熊倶楽部】
前日会見に出席したメルボルン・ビクトリーMF本田圭佑【写真:紫熊倶楽部】

前日会見に出席した本田は「僕なりの経験をミックスさせながら明日は挑みたい」と宣言

 メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑が11日、AFCチャンピオンズリーグ第2節サンフレッチェ広島戦の前日会見に出席。オーストラリアリーグの位置づけについて、「Jリーグに追いつけ追い越せで頑張っているリーグという立ち位置」と説明した。

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 本田は日本代表として出場したロシア・ワールドカップ後、メルボルン・Vに移籍。名古屋グランパス時代の日本から数えて、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリアとプレーした国は6つ目を数えた。

 今季は負傷離脱こそあったものの、ここまでリーグ戦12試合に出場してチーム3位の6ゴールを挙げるなど、主軸の1人として攻撃を牽引している。今回、メルボルン・Vの一員として日本凱旋。クラブの一員として日本国内で試合をするのは、名古屋に所属していた07年12月以来となる。

 広島戦の前日会見に出席した本田は、「(チームの)中にいる選手だからこそ分かるメルボルン・ビクトリーの良さ」について問われると、オーストラリアリーグとJリーグの違いについて触れながら、自身の見解を示した。

「ご存知の通り、オーストラリアのリーグはJリーグよりも歴史が浅くて、Jリーグに追いつけ追い越せで頑張っているリーグという立ち位置。簡単にオーストラリアの中でも優勝できないなかで、昨年優勝を果たして、こうやってかつてないオーストラリアのサッカーを見せる機会がある。Jリーグのような多くのブラジル人選手が築いてきたような歴史、形はあまりないですけど、オーストラリアにはラグビーなど歴史がある。フィジカル的なものも強いし、スピーディーなサッカーを展開するチームが多い」

 このようにオーストラリアリーグの特徴を説明した本田は、「そこに少し僕なりの経験をミックスさせながら明日は挑みたい」と宣言。「内容にもこだわりたい。もちろん、勝ち負けにもこだわりたいですけど」と勝利にこだわりつつ、内容を追求することを誓った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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