「僕はこのクラブに留まる」 PSG神童ムバッペ、メガクラブへの移籍の噂を完全否定
CL敗退にショックを覚えつつも、PSGでの来季CL制覇に意欲
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、ロシア・ワールドカップ(W杯)後の2018-19シーズンもその決定力とスピードが圧倒的であることを証明している。一方で、目標としていたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇は3シーズン連続の決勝トーナメント1回戦敗退となった。その去就については常に注目を集める存在となっているが、移籍の噂を自ら封印したとスペイン紙「マルカ」を報じている。
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W杯でフランス代表を優勝に導き、若手版バロンドールであるコパ・トロフィーを獲得したムバッペ。昨年12月20日に20歳となった怪童の進化はとどまることなく、リーグ・アンで2試合消化が少ないながら2位リールに勝ち点差14をつける原動力となり、自身もすでに24ゴール。同僚である2位のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニらに7ゴール差をつけている。
国内では無敵なPSGだが、マンチェスター・ユナイテッド相手のCL決勝トーナメント1回戦では敵地での第1戦を2-0で勝利しながら、第2戦を0-3でまさかの逆転負けを喫した。「ショックを受けていて言葉にならなかったし、僕自身眠れなかった。スタジアムで、満員で僕らを支えてくれて素晴らしい雰囲気だった。僕らは幻滅させたくなかったが、そうなってしまった」と痛恨の念を語る一方で、過熱する去就についてこのように話している。
「何が起こったとしても、僕はプロジェクトを信じ続けていて、このクラブのために良いことをもたらせると確信している。僕はこのクラブに留まるよ。それだけは確かだ」
レアル・マドリードをはじめとしたメガクラブからの注目はかねてより報じられているところだが、現時点ではPSGでヨーロッパ最強の座に就くことにフォーカスしていることを強調した。果たしてフランスで無敵を誇るPSGの野望は、ムバッペの存在とともに来季こそ成就できるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)