サッリ監督、殊勲の同点弾アザールにも注文 「よりボールを早く動かす必要がある」
昇格1年目のウルブスに苦戦を強いられるなか、アザールが試合終了間際に同点ゴール
チェルシーは現地時間10日、プレミアリーグ第30節でウォルバーハンプトンと対戦。後半アディショナルタイムまでリードを許す展開となったが、背番号10のベルギー代表MFエデン・アザールの劇的な同点ゴールで勝ち点1を拾った。マウリツィオ・サッリ監督は“救世主”アザールも含めた選手全員に「学ばなければいけない」と注文を付けている。英ラジオ局「トークスポーツ」が報じた。
本拠地スタンフォード・ブリッジに昇格1年目のウォルバーハンプトンを迎えたチェルシーは、序盤から圧倒的にボールを支配して攻勢を仕掛けた。しかし、人数をかけて守る相手の守備を崩しきれない時間が続いた。
前半は相手にシュートを1本も打たせなかったが、後半11分には一瞬の隙を突かれてカウンターを被弾。メキシコ代表FWラウール・ヒメネスに今季12得点目を決められてビハインドを背負った。
チェルシーはその後、司令塔のイタリア代表MFジョルジーニョを下げて、推進力のあるブラジル代表MFウィリアンを投入するなど、なりふり構わぬ反撃に出た。敗れれば第15節のアウェーゲーム(1-2)に続いてウォルバーハンプトンに“シーズンダブル”を食らうという状況でチームを救ったのはエースMFアザールの個人技だった。
後半アディショナルタイム、左サイドでパスを受けたアザールは得意のカットインの形でDFを振り切り、右足を強引に振り抜いた。シュートはDFの隙間を抜け、GKの手が届かないゴール右隅のネットを揺らした。
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