苦境の三冠王者バルセロナ 冬の移籍市場で使える補強費はわずか13億円

セルタFWノリートの獲得は困難に

 今夏の移籍市場でトルコ代表MFアルダ・トゥランとスペイン代表DFアレイクス・ビダルを獲得したバルセロナは、この2人を来年1月の公式戦から起用可能となるが、この2人を除く新加入選手獲得に使える予算は13億円。いくらバルセロナのブランド力が絶大とはいえ、ワールドクラスの実力者や期待の原石を獲得するのは困難な状況だという。

 チェルシーに放出したスペイン代表FWペドロに代わる、メッシ、ネイマール、ルイス・スアレス不在時に穴を埋められるタレントを探しているバルセロナ。2003-04シーズンに当時のオランダ代表MFエドガー・ダービッツを獲得した時のような完全買取オプション付きのレンタル移籍か、バルセロナでのプレーを熱望する移籍金の低い選手の補強に制限されると分析されている。

 現在、得点ランク2位のセルタFWノリートの獲得を検討していたバルセロナだが、移籍金が1800万ユーロ(約24億円)のため獲得はすでに困難な状況になっているという。首位ビジャレアルと勝ち点差1ながら4位のバルセロナは、この苦境をいかに乗り切るのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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