札幌FW、得点後に“看板裏2m落下”の珍事 「予想以上に高い」「消えた」と世界衝撃続く

札幌FWアンデルソン・ロペス【写真:Getty Images】
札幌FWアンデルソン・ロペス【写真:Getty Images】

札幌FWのA・ロペス、ゴール直後に看板裏に落ちるハプニングで会場騒然

 北海道コンサドーレ札幌のブラジル人FWアンデルソン・ロペスは、9日のJ1リーグ第3節清水エスパルス戦(5-2)で4得点を挙げる活躍を見せた一方、ゴール直後に看板裏のスペースに2メートル近く落下する珍ハプニングに見舞われた。その様子を捉えた動画が世界中で拡散し、「予想した以上に高い!」「そして……消えた!」と反響が広がり続けている。

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 札幌は前半19分、スルーパスに抜け出したFW鈴木武蔵が2戦連続ゴールで先制。同36分に清水に同点とされたが、前半アディショナルタイムに鈴木が獲得したPKをA・ロペスが決めて2-1とリードして前半を折り返した。迎えた後半4分に右サイドから仕掛け、MFチャナティップがニアサイドに飛び込み、こぼれ球に反応したA・ロペスがジャンピングボレーで仕留め、リードを2点に広げた。

 歓喜のA・ロペスは、札幌サポーターのいるゴール裏に駆け出すと、電光の広告看板を越えてジャンプ。次の瞬間、ブラジル人助っ人の姿が消えた。会場の札幌ドームは、看板裏がピッチレベルから床面まで約1メートル40センチほどの段差があり、飛び越えた看板の高さ約90センチを含めると、2メートル以上も落下したことになる。

 そのまま倒れ込んだA・ロペスは苦悶の表情を浮かべ、スタッフがすぐさま駆けつける事態となった。幸いにも大事には至らず、A・ロペスは後半20分、24分にも追加点を奪い、計4ゴールと爆発して今季ホーム開幕戦で5-2の快勝に貢献した。

 まさにこの日の主役となったA・ロペスの珍ハプニングは、試合直後から注目を浴び、その映像を各国メディアも紹介。反響は今も広がり続けており、英公共放送「BBC」は「あなたが予想した以上に高い! 看板を飛び越えた後、選手は大転落に気づいた。ブラジル人ストライカーのアンデルソン・ロペスがゴールを祝い、看板を飛び越えた。ロペスは負傷を免れた」と伝えれば、イタリア紙「トゥット・スポルト」は「ゴール、祝福、そして……消えた!」と、驚きとともに報じている。

 会場が一時騒然とした出来事は、滅多に見られない珍事として海外でも脚光を浴びているようだ。

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