「スーパークラスを証明」 神戸FWビジャの圧巻“トーキック弾”を母国スペイン紙絶賛
新戦力FWビジャが2試合連続ゴールでチームの2連勝に貢献
ヴィッセル神戸は10日のJ1リーグ第3節ベガルタ仙台戦に3-1と勝利し、リーグ戦2連勝を飾った。今季新加入の元スペイン代表FWダビド・ビジャが圧巻のトーキックで2試合連続ゴールを叩き込んだが、母国スペイン紙「AS」は「スーパークラスを証明」と絶賛している。
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かつて名門バルセロナなどで活躍したビジャは、昨季限りでメジャーリーグサッカーのニューヨーク・シティFCを退団。今季から神戸に加入し、スペイン代表で共闘したMFアンドレス・イニエスタと共闘している。第2節サガン鳥栖戦(1-0)で移籍後初ゴールを決めたビジャは、続く仙台戦でも輝きを放った。
1-0とリードして迎えた後半開始早々、MF古橋亨梧が左サイドのスペースへ走り込むとイニエスタが絶妙なスルーパスを供給。古橋はペナルティーエリア左からダイレクトでグラウンダーのクロスを送り、ニアサイドに走りこんだのがビジャだった。相手DF永戸勝也にマークされながらも一瞬早く右足を出し、トーキック(つま先)付近でボールを捉えてニアサイドに流し込んだ。後半開始20秒の電光石火弾だった。その後オウンゴールで神戸がリードを広げて、最終的に3-1と勝利を収めている。
ビジャの活躍に母国スペイン紙「AS」も反応。「後半開始わずか20秒で素晴らしいトーキックを決めた」と伝え、「スーパークラスを証明」と称えている。また「日本でのマークにうんざりするだろう」と記しており、注目度を高めたなかで周囲の警戒が一層強くなると今後を展望している。
7日には、バルセロナと契約を解除したスペイン人MFセルジ・サンペールの加入が新たに決定。“バルサ化”が進む神戸のなかで、点取り屋ビジャの存在価値はさらに高まっていきそうだ。
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