J1序盤戦の明暗鮮明 公式戦無敗が2クラブ、未勝利2クラブ&唯一の全敗クラブは?

名古屋と横浜FMが好スタート、元スペイン代表FWトーレスを擁する鳥栖が大不振
J1リーグの18クラブが開幕から3試合を終え、ルヴァンカップ1試合、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)1試合と合わせて公式戦4試合を消化した。リーグ2連覇中の川崎フロンターレが苦戦を強いられているなか、2クラブがいまだ公式戦無敗と好調をキープしている一方、1クラブが全敗と大不振に陥っている。
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9日・10日にJ1第3節が各地で行われ、J1の18クラブはそれぞれ4試合の公式戦を終えた。そのなかでいまだ公式戦無敗をキープしているのが、名古屋グランパスと横浜F・マリノスの2クラブだ。
昨季のJ1得点王FWジョーを擁する名古屋はリーグ3連勝で首位に立ち、ルヴァン杯でもヴィッセル神戸に2-2と引き分けて3勝1分と好スタートを切った。一方の横浜FMは新戦力FWエジガル・ジュニオが早くも3ゴールと活躍するなどリーグ戦2勝1分で3位につけ、ルヴァン杯では北海道コンサドーレ札幌に1-1と引き分けている。
無敗が続く2クラブとは好対照なのが、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが所属するサガン鳥栖だ。リーグ戦3戦全敗、唯一の無得点で最下位に沈んでおり、ルヴァン杯でもベガルタ仙台に1-3と完敗。ここまで4戦全敗と不振に陥っており、早急な立て直しが求められる状況だ。
また未勝利が続く2クラブが、リーグ2連覇中の王者・川崎フロンターレと清水エスパルス。川崎はシーズン開幕の前哨戦と言える富士ゼロックス・スーパーカップで浦和レッズに1-0と勝利したが、リーグ開幕前の一発勝負ということで今回はノーカウントとしている。リーグ戦は3試合連続ドローで、ACLでは上海上港に0-1と敗れるなど、いまだ調子が上がらずにいる。
またヤン・ヨンソン監督率いる清水は、開幕直前に昨季11ゴールのFWドウグラスが不整脈の治療のために一時帰国する誤算もあり、ここまで1分3敗と低迷。日本代表FW北川航也らを擁するなか、どのように巻き返すのかが注目される。