レアル元会長、モウリーニョ復帰を確信 「マドリードに戻るのは90%確実だ」
カルデロン氏が見解 レアル幹部は「ソラーリの解任について話していた」
レアル・マドリードは現地時間5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦で、アヤックスに1-4で敗れベスト16で姿を消した。CL4連覇の夢が潰え、リーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)のタイトルの可能性もほぼ失う悪夢の1週間となった。地元メディアでは、すでに選手補強や新体制の陣容に関するニュースが盛んに報じられている。
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今季途中に暫定監督となり、その後正式就任したサンティアゴ・ソラーリ監督だが、無冠濃厚となった今、責任を問う声が高まっている。次期監督候補として、過去にレアルを率いたマンチェスター・ユナイテッド前監督のジョゼ・モウリーニョ氏復帰の可能性が高いと報じられているが、レアルのラモン・カルデロン元会長も、モウリーニョ氏の復帰は確実との見解を示している。衛星放送「ビーイン・スポーツ」で語った。
カルデロン氏は、「モウリーニョがマドリードに戻るのは90%確実だ。月曜日(11日)かどうかは分からないが、昨日(8日)、彼らはソラーリの解任について話していた」と述べ、クラブはソラーリ監督を解任し、近日中にもモウリーニョ氏を迎えるつもりでいるとした。また噂に上がるモウリーニョ氏も、代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏もレアル復帰を喜んでいると話している。
モウリーニョ氏は、2010-11シーズンから3シーズンにわたってレアルを指揮し、リーグ制覇、国王杯とスペイン・スーパーカップのタイトルを獲得した。それ以降はイングランドでチェルシーとユナイテッドを率いたが、両クラブとも就任3年目のシーズン途中に退任。昨年12月にユナイテッドを去ってからまだ日が浅いものの、稀代の名将は6年ぶりにスペイン名門へと帰還を果たすのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)