サウサンプトン吉田麻也を英紙が直撃 プレミアで7年生き抜いた秘訣は“語学力”
「ザ・サン」紙がインタビュー ワールドクラスのCBとのポジション争いを回想
ロシア・ワールドカップ(W杯)後に日本代表のキャプテンを任されているサウサンプトンのDF吉田麻也は、オランダのVVVフェンロから移籍してプレミアリーグ生活7年目を迎えているが、そのコンスタントな活躍ぶりに英紙「ザ・サン」がインタビューを敢行。これだけの長いシーズンを生き残れた秘訣に、現地で磨いた語学力があると語っている。
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吉田は2012-13シーズンにサウサンプトンに加入して以降、13-14シーズンを除いてリーグ戦20試合以上に出場するなど、長い間クラブにとって欠かせない戦力となっている。
「自分はサウサンプトンで激しい競争を続けてきた。振り返ってみるとトビー(・アルデルヴァイレルト)はトットナム、デヤン(・ロブレン)はリバプール、(フィルジル・)ファン・ダイクは説明不要だし、ジョゼ・フォンテは(ポルトガル代表で)ヨーロッパチャンピオンになったからね」
このようにワールドクラスのセンターバックと、ポジション争いを繰り広げてきたことを回想する。特に現在リバプールで圧倒的なパフォーマンスを披露するファン・ダイクについては、「彼はジムに行かなかった。僕は毎日行くけど、彼はもともと強くて速い。ラッキーですよね。とても嫉妬していましたよ」と、少し冗談めかすニュアンスの言葉を話すユーモアさを見せている。
こうしたコミュニケーションを可能とするのは、吉田の語学力だ。今年1月のアジアカップ後にイギリスの市民権が付与されたことについて、「6年間待つ必要があったけど、試験に合格しました。スピーキング、リスニング、UKでの生活はこれまでで最も恐るべきテストでした。今、自分のことを25%はイングランド人だと感じています」と話す。
また、「僕らは毎年、最高の選手を(移籍で)失うのでチーム作りは難しい」と語る一方、そんな出入りの激しいチームで7シーズンにもわたって着実に結果を残しているのは、吉田自身がイギリスの風土になじんだからこそだろう。
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