レアルを崩壊危機から救う? ラモスが「キャプテン以上の存在に」とスペイン紙特集
レアル主将のキャプテンシーに注目 「ともにシーズンの残りを乗り切ろう」と団結促す
この1週間は、スペイン国王杯やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の敗退が決まったレアル・マドリードにとっては“悪夢の1週間”となった。監督解任や選手の退団示唆など、クラブにとってネガティブな報道が続くなか、スペイン地元紙「マルカ」は「セルヒオ・ラモスがキャプテン以上の存在に」と見出しを打って報道。レアルの主将を務めるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、ピッチ外でも力を発揮して苦しい時期を乗り切ろうとしていることを伝えている。
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レアルは現地時間2月27日に行われたスペイン国王杯準決勝の第2戦でバルセロナに敗れ(0-3)、3月2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節の“クラシコ”でも、ホームで首位バルサに0-1と苦汁をなめさせられた。そのうえ、5日に開催されたCL決勝トーナメント1回戦、アヤックスとの第2戦ではホームで1-4と大敗。今季のタイトル獲得が絶望的となる悪夢の1週間となった。
その後、キャプテンのラモスがロッカールームでフロレンティーノ・ペレス会長と衝突したと報道されたり、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが孤立していると報じられたり、スペイン代表MFイスコが帯同を拒否したとスクープされたりするなど、チーム内の情報が漏れる危機的な状況に陥っている。さらに、ブラジル代表DFマルセロなどの主力が退団に向けて動き出しているとの情報も流れており、昨季までCL3連覇の偉業を成し遂げたチームが崩壊しつつあることが、誰の目にも明らかになっていた。
その危機的状況から救い出そうと立ち上がったのが、キャプテンのラモスだと贔屓紙「マルカ」は伝えている。ペレス会長との衝突時に、補強プランを批判し選手たちに責任がないと主張し、選手たちのことを守ろうとしたことは先に報じられている。その後セルヒオ・ラモスは選手間のミーティングを行い、「ともにシーズンの残りを乗り切ろう」と励ましたという。
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