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ミラン監督に進退問題が浮上! 17日のトリノ戦に敗れれば解任へ加速か
新戦術の浸透には時間が足りない
国内移動で済むイタリア代表勢はともかく、コロンビア代表FWカルロス・バッカも13日にワールドカップ南米予選のウルグアイ戦、日本代表の本田も13日に親善試合イラク戦を控えている。その選手たち全てが中3日でトリノ戦に臨むことになり、コンディション調整がメインになることが予想される。新戦術の落とし込みは容易ではない作業になるはずだ。
厳格な鬼軍曹と言われるミハイロビッチ監督は、「選手に責任があると語っている時点でナンセンス」などと、指揮官に対する痛烈な批判の言葉を述べた本田に対し、「私はその発言を深刻なものとは捉えていないし、彼が日本代表の試合から戻ってきたら話し合えばよいと思っている」と、直接面談で解決する意向を明らかにしていた。しかし、週末のリーグ戦まで日数が足りない中で合流する本田と、すぐさま面談をする機会が設けられるかどうかには疑問が残る。
トリノ戦の結果次第では、本田と指揮官の直接会談の機会は訪れなかったという事態が起こってしまうのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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