シャビが明かすプレミアリーグへの憧れ 「私のお気に入りはユナイテッド」

バルセロナの英雄がサッカーの母国を絶賛

 スペインを代表する稀代の司令塔には、イングランドの名門でプレーするという、もう一つの未来が待っていたのかもしれない。バルセロナで活躍した元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(アル・サッド)は、米スポーツ専門放送局「ユーロスポーツ」に対し、イングランド・プレミアリーグへの思いを語った。中でもシャビは、名門マンチェスター・ユナイテッドがお気に入りであると明かしている。

 現在は、活躍の場をカタールに移したシャビは「正直に言うと、プレミアリーグはどんな選手にとっても魅力的だ。素晴らしいリーグだ」と、潤沢な資金力を誇り、世界中のスターが集まる舞台を絶賛している。

「スタジアム、ピッチ、ファン、彼らはみんなフットボールとともに生きている。全てが素晴らしいよ」

 複数のビッグクラブがしのぎを削るプレミアリーグ。近年はオイルマネーに支えられたチェルシーやマンチェスター・シティがタイトルを獲得しているが、シャビはこうしたクラブよりも歴史と伝統のある名門に魅力を感じているようだ。

「プレーしてみたいクラブは?」という質問を受けると、「歴史あるチーム」と回答。「マンチェスター・ユナイテッドかリバプールかいいね。他のチーム、例えばマンチェスター・シティのようなクラブが(世界中に)知られ始めたのはごく最近だ。ユナイテッドは歴史的な面から見て、私のお気に入りのクラブ」

 下部組織時代を含め、24年間に渡ってカタルーニャの名門バルセロナ一筋を貫いた男は、やはり長い歴史を積み上げた伝統あるクラブに魅力を感じているようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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